毎年の乾燥肌。そろそろ対策したらどうだ?
冬、乾燥の時期である、風呂からあがると腰回りが痒かったり、スネが痒かったりするだろう?
痒くて血が出るほど掻き、掻いた部分は粉を吹き、顔は突っ張って不快だったり。
特に年齢を重ねるとこの時期毎年起きる症状だ。
肌は掻き続けると色素沈着し汚くなる、まだらに黒ずんだ肌は美しくない。
そして汚い肌はテキメンに女にモテない。
女性500人に対する男性の肌に対してのとあるアンケートでは男性の肌が気になると答えた女性は93%にもなる。
女は清潔感に対して非常に敏感だ、肌が汚いと 汚い、近づきたくない、となる。
肌のきれいさが違うだけで印象は全然変わってくるものだ、こと顔面に至っては、肌がある程度きれいなだけで異性からは相当な好印象になる。
正しい知識を以て対策すれば乾燥肌は劇的に改善する。
毎年毎年いつまでも搔きむしっているんじゃない。
男たるもの面倒くさがらず、正しい知識を持ち、諦めずに乾燥肌を克服せよ。
なぜ乾燥すると痒いのか、乾燥肌で痒いメカニズム、そして掻くことの弊害
なぜ冬になると痒くなるのか。
皮膚の水分と皮脂が失われ、皮膚が無防備な乾燥状態が続くと皮膚の下では痒みを感じる知覚神経が刺激され伸びてくる。
そのため風で産毛がなびく程度のことでも痒くなるのだ。
そして掻くことで肌のバリア機能が低下し肌はますます刺激に敏感になる悪循環となる。
・掻きすぎることによる弊害
かゆみを我慢できずに肌を擦ったり掻いたりして傷をつけるとそこに色素沈着が起こってくる。
肌が掻き傷などの刺激を受けたとき、肌の防御機能が働く。
表皮に存在する色素細胞が刺激され、黒色メラニンが過剰に分泌されることで表皮や真皮に沈着し、色素沈着となるのだ。
通常沈着したメラニン色素は、皮膚のターンオーバーで徐々に消えていくものだが、正常にターンオーバーが行われなかったり、紫外線を浴び続けていると、そのまま黒ずみ、残ってしまう。
肌を掻きむしり続けていると、肌が亀の甲羅のようにひび割れて赤くプツプツ血が滲んだようになったことがないだろうか?
これを皮脂欠乏性湿疹という。
とにかく原因は乾燥だ。
男の肌は、表面に皮脂こそ潤沢にあれど肌内部の水分が不足していることが多いのだが、皮脂が多いために乾燥している自覚がない男が多い。
男の皮脂の分泌量は女性の約2~3倍ともいわれているが、その反面水分は女よりも少なく、乾燥性脂性肌(インナードライ)になりやすいのだ。
「男性の肌の水分量は女性の2分の1以下で、水分蒸散量は2倍多い」というデータがある。
最近では男の方が肌が弱いと言われるようになってきている。
肌のバリア機能が弱く、抗酸化力は低く炎症指数が高い、なのに外で紫外線を浴びる機会が女よりも多く、それでいて肌の手入れはしない。
冬に体を痒がるのは男の方が多い傾向があるが、それはこのためだ。
自分は脂ぎっているから保湿クリームなど塗らなくてもいいと思っていたのではないか?
それは間違いだ。
男こそしっかりと保湿に気を使わなければならないのである。
具体的な対処法
生活習慣や食生活の見直しも軽視できなく、重要なものであるが、
現実的で最も効果のある具体的方法はやはり水分と油分の補給である、つまりスキンケアだ。
スキンケアと聞くと男には若干の抵抗を持つ者もいるだろうが男こそ保湿が必要なのである。
肌を保湿し乾かさないようにして、外部からの刺激に強い肌を作ることが重要だ。
入浴時にも気を遣う必要がある
体を洗う際、拭く際にはゴシゴシこすらないように。
しっかり洗いたい気持ちはわかる、建築の現場などで働いたりしている者はティッシュで顔を拭けば真っ黒に なるようなやつもいるだろう。
だがしっかり洗えば洗うほど乾燥は酷くなると思え。
石鹸などの洗浄成分はしっかりと洗い流す。
泡を体に付けたまま風呂からあがるな、乾燥と痒みの原因になる。
ボディーソープは洗浄力が強いため無添加の固形石鹸を選ぶ
なんなら石鹸すら使わなくてもいい。
普段は手だけで体を洗い流し、週に一回程度ナイロンタオルで洗えば十分だ。
熱すぎるお湯や長時間の入浴は禁物だ、湯船の温度はぬるめに設定し、浴槽に浸かるのは15分程度にしておけ。
風呂上がりに特に痒みを感じる者が多いのではないだろうか
これは体を洗ったことで肌の脂分が洗い流され、さらに体温が上昇しているため急速に体温が蒸発し、あっという間に肌が乾燥状態になるからだ。
どうしようもなく痒くてたまらないときの逃げ道は冷やすことだ。
入浴後は乾燥する一方、皮膚が水分を含み柔らかくなり浸透・吸収力が高まっているため、水気があるうちにすかさず保湿を行うことで効果が増す。
億劫がらずに習慣にしろ。
売れ筋、実績のある間違いない定番商品
万人のための保湿剤
保湿剤といっても巷にはいろいろなスキンケア商品が溢れかえっており、なにを選んだらいいか迷うことだろう。
女性用の保湿剤はヒアルロン酸などの保湿成分を男性用より多く含む商品が多いため、男性用と比べるとややベタつく。
ベタつきが嫌な奴は、やはりメンズ用のほうが幾分かマシかもしれない。
尿素、セラミド、ヘパリンといった成分が配合された保湿剤が望ましいとされているが、とりあえずは保湿さえできれば鉄板商品で十分だ。
ここでは知名度、クチコミ、販売数ともに間違いないニュートロジーナをお勧めする。
とりあえずはこれを使っておけば間違いない。
ルーティンにするために香りという楽しみを
1日の習慣に保湿剤を塗るということが面倒で続かなさそうなやつは、香りの良いボディクリームを使えばモチベーションが上がるだろう。
リサージ メン アロマティッククリーム 200g 男性用 ボディクリーム (メンズ スキンケア)
メンズ向けに拘りたいならこれが無難
メンズ向け商品にこだわりたい意識の高い奴には、全身用ではないがしいて言うならNULL製品が売れ筋だ。
想像してみろ、自分専用の化粧品が洗面台なんかに並んでいるだけでちょっとできる男になったような気がしないか?
イイ男の始まりはそういうちょっとした意識からだ、イイ男はボディケアをするのだ。
今回のまとめ
冬の時期の乾燥肌は避けて通れない。
乾燥肌を放置しておいて良くなることは絶対になく、むしろどんどん知覚神経が過敏になるため悪化し続ける。
掻きむしって汚くなった肌をきれいに戻すのは難しい。
乾燥肌に対する正しい知識を持ち、今日からでもすぐに保湿することを習慣にすべきだ。
乾燥肌を根本的に改善するには、毎日の正しいスキンケアと、生活習慣、食生活の改善も必要になってくる。
ちなみに食材でいえばレバーや豚肉、納豆、うなぎ、卵、大豆製品、カツオ、マグロなどが良い。
ただ、生活習慣や食生活を変えるのはなかなか難しい。
なのでせめて、保湿することを毎日の習慣に取り入れれば、それだけで乾燥肌は劇的に改善する。
ただでさえ外で働き紫外線を浴びる機会の多い機会の多いであろう我々男こそ、しっかり対策をしなければならない。
男たるもの、冬の乾燥肌にも気を使え。
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